ジャンクギター 再生 〜高崎モデルネック〜ランダムスター
高崎モデルネック入手しました。
当ブログの更新も久しくしていませんでしたね。LED化はどうなってんだろね?
今回はオークションサイトで高崎モデルのネックを購入したので報告兼ねてブログ更新します。
今回、欲しいと思ったのはこちら2点
高崎モデルのランダムボディと
高崎モデルのネックです。
出品者様曰く、コピーと思われるジャンクとしての出品でした。
ウォッチリストに登録して経過観察。
オークション終了時間に合わせてアラームセット!
実はこのお取引の前に何件か寝落ちしてしまい入札を見逃してまして…
無事、高崎モデルのネックさんを落札。ボディはギリギリで競り合っていた方に落札されてしまいました。
出品者様の迅速な対応により落札から2日後に到着。
今回、初めて使ったオークションサイトでしたが、通常、取引のやり取りして受け取りました。で終了すると思いますが、出品者様に恵まれて実に楽しい取引をさせて頂きました。
※出品者様へ。この場をお借りして御礼申し上げます。
取引メッセージを通じ、ラウドネス話題では同年代という事が判り当時の話題を取引メッセージでさせて頂きました。顔も名前も判りませんが、楽しい時間でしたな(⌒∇⌒)
出品者様のご要望により大船太郎さん(ニックネーム)と今後、記載させていただきます♪ o(≧▽≦)o ♪ありがとッ
さて、開封です。出品者様曰くかなり酷い状態のジャンクです。との事。
投稿されていた写真の通りで言われるほどの状態ではないじゃないですか。
小傷やフレットの減りはある物の所見はまずまず。(受け取る人によっては意見分かれるかもだけど、もっとひどいのあるし…)
まずはスケール当てて大まかに反りの確認。
1,3フレット部。12フレット付近を押えてみてます。
ちと逆反りかな?組付けて弦張ってないからどうなるかわからないけど。
1弦側と6弦側とも同じ状況だったので捻じれはなさそう。
続いてイメージ。手持ちのペグとロック式ナット付けてみました。
黒だとボヤけて見えるね…
表面だけ赤にしてみるかな?
次に塗装の確認。
ラッカーシンナー垂らして塗装が溶けるか確認。
カチカチだね。量産にありがちな2液性のウレタン塗装ですな。
やはり、出品者様の言ってた通りコピーかな?ハイフレットのフレット処理が雑で手を切る感じでした。
フレットはすり減っているので交換するからいいけどね。
LED化の記事も書かなきゃだけど、楽しみ増えてワクワクでしょ?
取敢えずはヘッド部のテンプレでも作りますかね。
おっと、ボディもテンプレ作っとかなきゃ。
アリアプロのその後...
ランダムスタージャンク再生の部品取りになったアリアプロがこうなりました。
再塗装しました。
塗料は黒ベースで両サイドはメタリックグリーン。
見る角度で色が変わるのが分かります。
偏光塗料を使ってます。
パープル/グリーンをメインに
ピンク/ゴールドを軽くかけてます。
結局、ランダムスターに使ったネックを使う事に…
ついでにピックアップカバーも
まだ、磨いていないので組立は次回に。
塗装ついでに指板はがしてポジションマークLED化の加工中~~
ネックの塗装乾いたら貼り付けなきゃ。
ジャンクギター 再生 〜ポジションマークLED化/指板はがし〜ランダムスター
ネックポジションマークLED化
さてさて、前回のネック横から配線通して固めたら光り方が変わってしまった失敗から指板はがしてLEDを埋め込むことを決意(大袈裟だね)。
まずは指板はがしをググりますか。
(・_・D フムフム、指板温めて接着剤を柔らかくしてナイフ入れて剝がすかぁ~
温めるのはシートヒーター、アイロン???手っ取り早くアイロンかな?
早速、実行してみよぉ~。
んで、カッターナイフ入れてスクレーパー。
写真が前後してますがナイフ入れたときにネックが動くので捨て木にネックネジ止めしてバイス台に固定しました。
パコォ~んて剥がれたとこ。
書いてると早いけど徐々に指板割れないように剝がしているので温めてはナイフをトンカチで叩き、進まなくなったら温めてを繰り返し約1時間ってとこです。
次に元々付いているポジションマーク外して
指板裏に配線用の溝切。トリマーで入れました。
直線出すのにMDF材で治具作ってですです。裏から見るとこんな感じ。
配線の溝切終わったら、LED仕込むスペース削って。(次はこれも治具作った方がきれいかな。)ポジションマーク入れる穴の拡大。
外に向かって入ってる溝は横から穴あけした時の溝です。
今回使うLEDです。
このLED、ただ電源繋げば光るという物ではなく、プログラムで指令を出さないと光りません。
調べれば調べるほど面倒くさっ!けどそんな人に有りますよ。パターン化されたプログラムが入っているコントローラーが。
他にも色々あります。ギターの格納スペースと使用用途(光ればいいかなって)でこちらをチョイス。
部品は揃ったので次からLEDを仕込みますかね。
ジャンクギター 再生 〜その後…〜ランダムスター
ネックポジションマークLED化
お坊ちゃまがすっかり興味を示さなくなったランダムスター…
このままだとオブジェになりますな…
ってことでギター改造でググっているとよく見るポジションマークのLED化。
ライブで目立つのはもちろん家でオブジェ化したギターに最適じゃないかなと。
ランダムスターの構築(再生)している時に2,3,000のジャンクギター買ってるし、それの有効活用という事(買った言い訳)でLED仕込みますか。
最初にやったのはネックの横に配線用の溝付けてポジションマーク穴あけしてLED仕込み。LEDはRGB(レッド/グリーン/ブルー)のフルカラー。
3㎜角のチップです。それに流れるLEDモジュールで光らせます。
配線はこちら。
全体の回路はこちら。
セレクトスイッチで切り替えます。グリーンを流れるように光らせ、レッド・ブルーは全てのポジションマークを光らせます。
LED光らせる事に失敗したので加工方法は書きません…(泣き
ただ…光り方だけ…どうも配線の具合が悪いらしく…点灯しないところが有ったり…レッドにブルーが混ざったり、その逆が有ったりで…試しで光らせたときは大丈夫だったのに、LED固定の為にエポキシで埋めて光らせたらこれだ…
まぁ、ジャンクネックの試しってことでいっかっ!ってことで次の施工。
指板はがして埋め込みします。今回は横から穴あけしたけど線通すのと配線まとめに苦労しました。ネックの中身どうなっているかも見てみたかったので指板はがしてみますかね。
次は指板はがしから書いていきたいと思います。
ジャンクギター 再生 〜組付け編〜ランダムスター
ジャンクギター 再生 〜組付け編〜ランダムスター
塗装も終わり、各部品も調達できたので組付け開始です。
外でやる作業もないし平日の帰宅後からチマチマ組上げますかね。
まずはボディーとネックの組付け。
1mのアルミ定規を調達して直線が出せるかの確認です。
本当は直線が見れればいいのでアルミのフラットバー(平板)を買う予定でホームセンターに行ったんだけど、このアルミ定規の方が安かったので定規にしました。なんで?ただの板より目盛が入っている定規の方が安いんだろ(・・?…ゆくゆくですが、組んでいくと測定する場面が出てくるので定規にして正解でした。
ボディのトレモロアーム取り付けビス穴の中心を出してネックのポジションマークセンターとの通り確認をします。ズレていると弦落ちしたりするし、見た目もカッコ悪いからね。
ピックアップの位置も中心になっています。
塗装している時から思ったのが、トレモロの取り付けビス穴が4穴しかないんだよね。AriaProから取り外したトレモロは6穴固定だし、ファインチューナー付いてるフロイドローズタイプは2点固定だし。
で、ラウドネスの古いライブ映像みて思い出した。当時はフリッカーと呼ばれるトレモロアームで4穴固定でした。ひょっとしてこのボディ当時物?って思った瞬間( ´∀` )
ネックのビス穴はランダムボディーの取付穴とピッチが違っていたのであらかじめ丸棒で埋めました。φ4の木製丸棒に木工用ボンド塗って押し込んでノミで切り取り平面に仕上げれば完成。
直線が出る位置でクランプで仮止め。ここまではいい感じ…って取り付けの座グリ形状がなんか違うぞ…前記事で書いた問題です。
ランダムボディの座グリはネック末端部に緩いRが掛かっています。AriaProのネック末端部は直線。どうしようかと思いながら取り敢えずスケール測定してこのまま行けるなら隙埋めすればいっか!
うぅ~ん…駄目だ…12フレットからトレモトブリッジまでの距離が+10㎜ほど…
取り付け形状の隙間が約8㎜。いわゆるオクターブチューニングが狂う…ってかそもそも調整にならないじゃんか!ネックかボディを削らなきゃだぞΣ(゚Д゚)でも長くてよかった。短かったらどうなるんだろ???
各部品を消耗品と考えると頻度はネックかなぁ…ネック単体調べてみると付け根が直線が多いのか?R掛かってるのはストラトタイプか?後々、交換も考えているのでボディを削ることにしました。
けどね、当時物の可能性あるのによくやるよ…とか、わかる術ないし。でも、ライブ映像のネック付け根は丸いような…とかちょっと考えました…けど削っちゃえ!です。
ドリルにルーター付けて削って、ノミで平面出して…うぅ~面倒くさ!
またまたアマゾンさんを検索。トリマーをポッチってしちゃいました。
ネックの取付部寸法出して型板作りました。5.5㎜厚のベニヤ板です。
型板はクランプで固定するので長めにしておきました。当て板をしてクランプ固定します。両面テープで張り付けてもいいと思いますけど塗装して間もないので剥がれや食い込みがあるかもです。
ビットはコロと呼ばれるベアリング付きで型板にコロを当てればそれ以上削れないってものです。
ルーターはドリルと違い、回転数が早くそこそこのパワーがあるので一気に削ろうとすると弾かれるので1回の削り代は多くても3㎜ずつにしていきます。ビットも長いタイプではなくコロと刃先の距離が短いものを選びます。
座グリ完了です。ピッタリ収まった(´▽`) ホッ。けどちょっと削りすぎちゃった…
(この削りすぎ、この後もっと削らないとだめでした(´Д`)ハァこの時は型板が歪んだと思ってました)
収まったところでもう一度、ネック・ボディの直線出し。今度はスケールも調整範囲になりました。基準は1弦のブリッジサドルを調整範囲の中心にして12フレットまでの距離が確保できるか確認。ちょっとネック側に調整代が出来ることが理想かな。2、3、5,6弦は1弦より引き方向(ブリッジ側に)になるからね。
直線とスケールの確認がOKならクランプで固定してビス止め。ボディに空いている穴と同じような寸法の先の尖ったものでケガキを入れます。取付穴より細いキリを使いました。
ビスより細いキリで下穴を開けていきますが、深く掘らないようにキリにマスキングテープ貼って深さ決めます。ドリル径は木なので-1.5~-2.0でいいと思います。下穴開けないとビス径にもよりますけど木が割れますよ。
このプレートを使おうと用意したのですがピッチ合わず…ホームセンターへ
皿ビス用のローゼットワッシャーを調達しました。専用のジョイントブッシングを使えばカッコイイんだけどね。
ネックとボディをビス止めしてペグ付け。
そうそう、塗装中にパーツを仮合わせした時にピックアップの配線が穴より太い事がわかって穴を広げています。
ピックアップ、トレモロ、ボリューム、スイッチを組付て配線。
さぁ、弦も張ったことだし各部の調整しましょうかね。
(。´・ω・)ん?弦高が高い…
ストラトタイプのトレモロなので各弦毎に弦高調整できるのですが目一杯下げても3mm以上あるよ…
ネック側からスケールであたると角度がついてました。
トリマーでの削りを失敗したと思っていたこれ。ポケットの深さを測定すると1.5㎜ほど削り落とさないと通りが出ませんでした。分解して削ります。
気を取り直して弦高調整、オクターブ調整しました~~素人調整だけどね。
トレモロも黒になりました。ストラトタイプのジャンクを買ってしまいそれに組み込まれていたモノを清掃して取付。
コントロールキャビンの蓋はミラーアクリル板を加工しました。
ピックアップセレクター部は汎用LPが有ったのでそれを取付。
トレモロスプリング部はチューニング後に付けるか付けないか…
あとはお坊ちゃまが弾いてくれるかが問題だね。
延べ3ヶ月に渡る再生記でした。
ピックガード付けたり、ポジションマークをいじったりしたいな(o^―^o)ニコ
いつの間にか工房のような方向性になりつつあります。
次は何を再生しようか???(⌒▽⌒)アハハ!
ジャンクギター 再生 〜部品、配線編〜ランダムスター
ジャンクギター再生〜部品、配線編〜ランダムスター
12月の初旬にやっとこ塗装が終了し、次は各部品を組付けていきます。
当初、部品はAriaProから取り外した物を使おうと思っていたのですが…
結局、最終的にはネック、トレモロアーム、ボリュームポット、シールドジャックのみです。アハハ…
ピックアップはAriaPro・S+S+Hに対し、ランダムスター・H+H。
セレクトスイッチはAriaPro・5ポジブレードに対し、ランダムスター・3ポジトグル。
ペグは汚れていたので磨いていたら折れたぁ~~~。
って事で塗装待ちの間にアマゾンさんで検索。
中国製が沢山あるのね。あれもこれも安価だし、お試しって事であれこれ注文。
先ずはピックアップ。どうせなら赤に黒いパーツを組付けたいと思い探しました。
フェラーリの赤/黒ツートンカラーが好きなんだよね。
ありましたよ♡インベーダーのツートンカラー。インベーダーってセイモアダンカンで出してたやつじゃないのかな…
エスカッション
これ金属製ってことで選びました。
トグルスイッチ。黒ってだけ…
ペグ。これも黒ってだけ…
シールドジャックプレート
ついでに
これも黒ってだけです…
納期は物によってまちまちでした。アマゾンさん発送の物は翌日届くけどショップからの物は1ヶ月掛ったものもありました。中国からのは到着予定日過ぎても来ないし…
今はちゃんと届いて組付けしています。安いから気長に待てる方ならいいけど。←自分もその一人( ´∀` )
部品は揃ったことだし、まずは配線から始めますかね。
配線材も新たに調達しました。
予め、配線の長さを決めておきたかったのでピックアップ、トグルスイッチ、ボリュームポットを仮に配置します。
はいっ!段ボールです。ボディを段ボールの上に置いて鉛筆でなぞって切るだけ。
各部品の配置はトレーシングペーパーをボディの上に置いてなぞりました。それを段ボールに張り付け切り抜くだけです。
部品を付けるとこんなになります。
仮に部品付けて配線を通す穴はボディに合わせます。セロテープで固定するだけだからお気楽でいいです。配線の長さ決めだけだからね。
各5㎝程長めにしています。
回路はセイモアダンカンさんのページで入手しました。ピックアップ種類、数量・セレクト種類・オプションを選べば配線図が出てきます。親切なメーカーですよね。
URLを貼っておきます。
https://www.seymourduncan.com/wiring-diagrams
この回路を組んでいきます。
書いてある通り、2ハムバッカー/1ボリューム/3ポジションスイッチですが2つあるハムバッカーをシングルコイルで使えるようにセレクトスイッチを追加しました。
ネック側はAriaProについていたボリュームポットがタップスイッチ付きだったのでそこへ配線。ブリッジ側はON-ONタイプのミニスイッチを追加しました。
ハムバッカーは…やはりって感じです。形はいいんですが組付けが…
平行出てないし。
エスカッションに付けたら斜めだし。
ちょこっと手を加えれば治るんだけどね。
あと、コイル同士繋いでいる配線が違ってました。
配線は実際にアンプに繋いで音出しチェックOK。段ボールに付けたままクライングスターと向き合わせにして弦弾いて鳴らしました。結構歪みましたよ( ´∀` )
次はネック、ボディを組付けていきますかね。
と…問題発覚…組付け編へ続きます。
ジャンクギター再生〜塗装・上塗編〜ランダムスター
ジャンクギター再生〜塗装・上塗編〜ランダムスター
ボディの下地処理が終わったところで赤の上塗り移るんですが、ネックヘッドを加工したのでその処理もしていきます。
元の形状がこちら。
これをこの様にノコギリでカット。
加工写真撮るの忘れました。2弦ペグの部分の穴からカットしています。Φ10の木工キリでペグ穴開け。ピッチは現状を測定して開けています。ノコギリ痕の仕上げは丸棒にサンドペーパーを両面テープで張り付けた物を使いました。
塗装は状態が良かったのでそのまま上塗りしますがボディと同じように白染していきます。ボディに使ったプラサフ使いますが、その前にマスキング。
正面のみの塗装にします。側面側にも少し色を残そうと思うので2㎜のマスキングテープで残す面を仮にライン決めします。ライン決めの後にそのマスキングテープに沿ってもう一回。
仮に貼ったマスキングテープを剥がせば側面2㎜の塗装領域の出来上がり。
塗装しない部分を全てマスキングすれば準備完了。マスキング面倒だったのでナットは外しちゃいました。
プラサフ吹付。研ぎ処理はボディと同じなので割愛します。m(__)m
もちろんボディと同時に処理しています。
いよいよ赤の上塗りです。と、その前に!
白塗りの時にラッカーの染まりの悪さが気になったので染まり回数を決めるためのサンプルを作ります。サンプルはこれに塗ります。
100均のマグネットシート。良く調色確認のために使ったなぁ。吹いた後にボディに付けて色味を見ました。使いまわしができるんだよね。塗って乾いた後にガムテープとか張り付けて剥がすと塗装が剥がれる。今回は下地が白なのでこのまま吹きます。
赤はこれ使います。
4回塗りでこんな感じ。4回塗りでいいかな。このサンプルシートはこの後も使うので汚さないように保管しときます。
雨降りなのでベランダでの塗装はあきらめて浴室に養生して色染です。(この判断がまたまた修正の始まりです。)
サンプルシートに吹いたように4回塗りでこの状態。艶も出てまずまずです。この後、乾燥させてトップコートの準備になります。が、この時に気になったのが照明です。浴槽の照明は蛍光灯の白色ではなくて電球の電球色(薄いオレンジ色)だから染まり具合の確認がしにくいなぁ~と。
ネックは半渇きの状態でマスキングテープを剥がしちゃいます。硬化しちゃうと見切線のところで塗装が剥がれてしまうかもなので。
一週間後の休みにトップコート用の下地作りです。#1000の耐水ペーパーでトップコートの喰いつきがよくなるように艶がなくなるまで研いでいきます。
(´Д`)ハァ…ちゃんと染まってなかった…他にもゴミが付いたところを見逃したみたいでゴミが剥がれたところがポツポツと…#1000で下地が出るって全然塗れてないじゃん!
仕方ないので薄いところだけ染めます。修正箇所にマーキング。やっぱり晴れているときにやらないと駄目だよね。
今回はクリア(ラッカー)の捨て吹きもして下研ぎの時に色を研がないようにします。
今回は大丈夫でしょう(⌒∇⌒)。乾燥させたらまた下研ぎしていよいよトップコート。その前にやっておくことがあります。ネックにエンブレムを入れようと思います。
このタトゥーシールを使います。この他にステッカーとか試しましたが文字の際の残りがタトゥーシールが一番目立たなかったので。
デザインはエクセルで作成。
タトゥーシールを使う場合は文字を反転しないと駄目ですよ。反転や色付けの仕方はウェブでm(__)m。デザインはフォントのみを使用しています。デザインフォントで検索すればいろいろダウンロードできます。
ここでサンプルシートの出番です。
シールの色決めと塗料に侵されないかの確認をします。左側がタトゥーシール。右側がステッカー。ステッカーは透明で試したけど白くなっちゃいました。
タトゥーシールの位置決めをします。マスキングテープで直線出ししました。
説明の通り張り付けてこんな感じです。この時点では曇って見えますがトップコートのクリアを塗れば艶が出て綺麗に見えます。(サンプルシートで確認済です。)
調子に乗ってシリアルナンバーまで。2019年の1番です。
トップコート前の準備が出来ました。クリアは2液性のウレタン塗料を使います。
ラッカー塗料の方が安価で迷ったのですが後々の管理が大変なので硬化した後に手入れの楽な方を選びました。調べてみるとギタースタンドでの痛みや溶剤に侵されるリスクがありますからね。車、バイクの外装はウレタン塗装がポピュラーですしね。特にバイクのタンクはラッカー塗料だとガソリンでやられます。
ギターの場合は音に影響があるのかな?私のような初心者には判りません( ´∀` )
#1000の耐水ペーパーで赤塗りを研いで表面をきれいにしてクリアを吹きます。あっ、そうだ!表面をふき取るときシリコンオフを使った方がいいです。油分等で塗装がはじくのを防ぐためです。
クリアなので見た目の変化有りません。
どうしても塗料を吹いている最中にゴミがついてしまいます。クリアの段階では目立つので最中は色染の時より注意して確認します。ゴミがついてしまった場合にはクラフトナイフで取るようにしています。
先端の尖っているものであればなんでもいいかな。もしゴミがついて取ることがあればとった後そこがエグレます。慌てずにそこにクリアを一吹きして少し待てばなじみます。硬化し始めた後だとなじまないので塗装中に行うのが後々楽です。
ラッカーのようにシャバシャバじゃないので一気に重ね塗りしていきました。4回塗りで1缶で足ります。クリアは重ね塗りを多くするとそれだけ深みが出ますのでお好みで。
ネック部分はこんな感じです。シール部分も綺麗に艶が出てます。
2時間程度放置してマスキングテープを剝がして一週間ほど硬化させます。周囲温度が高ければ1~2日で硬化して磨きの工程に入れますけど冬だし、加熱する設備ないので放置です。
クランプでボディとネックをセットしました。うん!いい感じ。でも各部品を組付けていくとイメージ変わるんだよなぁ…多分。
磨きは水研ぎ#1000から始めて#1500までとします。
手でゴシゴシしてもいいですがポリッシャー代わりにドリルにスポンジ付けて磨きます。細かい所は手作業になるけど工具使えば労力が減るからね。
研磨剤はこれ。昔、車関係やってた時のがクローゼットあさってたらでてきました。超極細研磨剤です。
耐水ペーパー#1500で研いだ感じです。これを超極細研磨剤で磨くと
こんな感じです。磨きはペーパー目と磨きで輝き方が変わります。ただし、塗料がキチンと硬化していることが前提ですよ。硬化が不十分だといくら磨いても曇ったままです。艶でないなぁ~と思ったら時間をおいて磨いてみることも必要です。
ボディはちょっと硬化が足りないかなぁ。写真に自分が映り込んでますが実際には艶が足りません。
この時、ボディとネックに問題が有ることが判ったので磨きは後回しにしました。
今回の塗装工程は一先ず終了です。
この時点でランダムボディーを手に入れてから約1.5ヶ月。仕事休みにチョコチョコやっている割に早かったかな。失敗なければ1ヶ月だったなぁ~。
ランダムスター再生はまだ終わってないじゃん。次回からは組付けを書いていきます。